なんにも持ってこなかった なんにも捨ててこなかった 恋をはじめるその前に 整理しといた方がいい全てのもの 全部ほったらかしにした そしてまたここに立ってる 「じゃあね」と一言あなた 背を向けて私は歩きだす あと何歩歩いたら あなたの視界から私は消えますか それまでは涙せず まっすぐ前だけ見つめていたい なんて思った なんて思った なんでも許すことなんか なんでもないって思ってた 気持ちを全部注いだら 自然に流れてゆくって信じてた ひとりには慣れてる 心配しなくていいから ねえ、話す言葉なんて 見つけられないからもう行くね あと何歩歩いたら あなたの視界から私は消えますか それまでは涙せず まっすぐ前だけ見つめていたいです あと何歩歩いても 探してた未来 私には見えません もう一度ふり返ったら 優しい時間が戻ってくるかな なんて思った なんて思った