[00:08.75]深く息を吸い 君は目をつぶり [00:17.02]輝く波間を 強く蹴っていった [00:27.32]魚のようだよ [00:32.31]僕は ただ 日差しに負けてしまっていた [00:41.26]どこまでも遠く 飛沫を噴きながら [00:49.01]誰も彼も君を ずっと見つめている [00:59.19]嘘じゃないよ [01:04.24]僕は いつも 君を追いかけてるんだ [01:19.47]この微熱に 人は 幻を見て [01:35.00]目の中に沈む 太陽が ずっと離れない [01:51.00]君に出逢って 動けないまま [01:59.50]あの同じ季節に また焦がれてゆく [02:18.95]すべてを捕まえて 水面を抜け出して [02:26.98]冷えた身体ごと 君は笑っている [02:37.37]眩しいほど [02:42.27]空はただ 君だけを包んでいた [02:57.26]この微熱は 短く儚い [03:12.85]過ぎてしまえば 誰もがそう 忘れ去る [03:29.83]やがて見る 孤独を知っても [03:39.91]夏の間だけ 君は遠い人 [03:56.90]最後の波を往く 輝きをやきつけて [04:04.85]疲れた体を そっと休めばいい [04:14.94]僕は 忘れないよ [04:19.93]9月になると またいつもの君がいる