確かこの辺だった あなたと来た夏の海 波の匂い空の色 変わってない 白く焼きついた 水着のあとに 思いつめるように 指が触れた時 愛していると 言えば良かったわ 短い夏の まばたきの恋 確か夕暮れだった あなたと来た夏の海 潮や風の肌ざわり 憶えてるわ 陽やけした顔を 近くに寄せて 濡れて光る髪に 息がかかる時 愛していると 言えば良かったわ 短い夏の まばたきの恋