[00:02.020]作詞:工藤順子 [00:04.596]作曲:外間隆史 [00:33.620]夏草に埋もれた線路は錆びた陽射しを集めて [00:48.879]立ち止まる踵(かかと)を知らない町に誘うよ [00:57.229]霧の朝一番最後の貨物列車に託(たく)した [01:05.263]僕たちの遥かな未来は走り続ける [01:17.401]何時までも此の場所で [01:20.207]同じ夢見てたはずなのに [01:24.692]君は今靴紐(くつひも)気にして [01:31.968]枕木は季節を数えて蒼い土へと帰るよ [01:40.190]少しずつ解(ほど)ける彼の日の遠い約束 [01:51.479]ポケットに忘れてた [01:55.886]石塊(いしころ)を高く投げてやろう [02:00.247]赤茶けたレールの向こうへ [02:06.864]何にも気づかずに [02:10.993]通り過ぎてしまえそうで [02:15.258]何処まで歩いても [02:19.296]終わりのない夏の線路 [02:39.805]夏草に埋もれた線路は低く陽炎(かげろう)揺らして [02:47.857]七色(なないろ)にさざめく小さな風を弾(はじ)くよ [03:01.273]僕の事想う時 [03:05.659]目を閉じて汽車を走らせて [03:09.823]聞こえない汽笛(きてき)を聞くから [03:16.584]此の儘(このまま)気づかずに [03:20.547]通り過ぎてしまえなくて [03:24.799]何処まで歩いても [03:28.926]終わりのない夏の線路 [03:33.331]何時でも眼差(まなざ)しは [03:37.147]眩し過ぎる空を越えて [03:41.568]どんなに離れても [03:45.397]遠く君に続く線路