[00:26.86]今、なぜ僕は  [00:28.87]この位置を愛せないのだろう [00:32.06]例えば憧憬塔 [00:35.28]或いは焦燥線 [00:38.06]悲しみに隆起した残像を [00:41.21]崩す指先 [00:43.38]キーを叩いている  [00:46.61]モニタに対峙して [00:49.88]まさに僕が死んで 消える時 [00:56.36]誰かに 僕は焼きついていたい [01:01.96]痛みを昇華した水蒸気  [01:04.88]血液を溶かす [01:06.99]今を嘆いている  [01:10.12]鏡を凝視して [01:13.30]やはり色はまるで伝わらなくて  [01:19.57]彼方に描いて [01:24.68]僕はなぜここにいる [01:30.17]神が僕を突き刺して [01:36.40]息を止めるのもまた [01:41.94]浅はかな慰み [01:48.03] [02:11.54]ここに影もなく [02:14.12]ひたすら声張り上げて [02:17.25]ああ、そうだ [02:20.04]きっと解っていたこと [02:23.38]僕の中で 啼く [02:26.65]今、なぜ僕は  [02:28.42]この位置を愛せないのだろう [02:31.50]歩行速度をあげて  [02:34.53]見据えた憧憬塔 [02:39.06]僕は今ここにいる [02:44.86]神はいつか突き刺すから [02:50.90]今は屑と呼ばれても [02:56.61]描き続ければいい、だろう? [03:08.68]