[00:45.21 翼もつものよ 青の廃園の 金の鳥かごの 娘を知っているか あの世に咲く花 ばかり摘む少女 荊(いばら)でつくった 王冠をもってる 名もなき花 踏んで 娘は 待ち続ける ”必ず、迎えにきます” 愛しい男の、誓いを胸に… 川よ 海よ 空よ どんな隔たりさえも 鳥よ、越えて飛べよ そして、選っておいで わたしの腕の中へ… 作曲/編曲:吉田仁郎 作詞:高殿円 歌:yuiko 翼なきものよ 銀の海原に 沈んで減んだ 都を知っているか 『この世の終わりを 予言する魔術師(カゼダ) 自らを焼いて 散っていった竜の王』 語り婆の歌に 幼子は、問いかける "なぜ、人は戦うの?” 遠い昔の、怒りの日から… 君よ、忘れないで どんなに、時がたとうとも わたしは、あの廃園で待つ たとえ、たったひとり 白髪の老婆に なっても… 鳥よ きみの英靈よ もしも、どこかで果てようと 魂に翼をはやし そして、戻っておいで わたしの腕の中へ 永久の眠りの、中へ…