遮る木々の儚さを 流れる時の中みた 「追いつきたい」願った その世話今心の中 まだ確かなものが この手に沿う 残されているうちに 赤い影今 許すようにささやく あの消えかかてた願い いつまでも響く雨音に やさしく包まれた時 冷たくなる Ring に 願いかけるように口づける いま手にした最後の言葉だけ 胸の奥響く そっと光る星 求めるものが その色に照らされているうちに 押し込めた小さなこころ ひどく頼りなくて 色褪せた一人の世界 いつかのきおくに重なった まだふるえる夜をひとり超える きしみおとがしても あの日誓った 二度と戻れないへやに悲しみを残して