空は青く大地は緑だったんだよ 海にはいろんな魚が泳いでいたんだ 夜には星が瞬いてた 大きなお腹をさすってきみは 我が子にそんな話を聞かせた 夏には花火と言うええとなんていうか… 蚊に刺されるのは今も同じだけれど 秋の紅葉は忘れられない 冬に降る雪はなにもかも染めて 別世界のよう 歩きにくいけど 「本当にこんな世界で生むのか」 何遍も僕はきみを諭した ひとりじゃ生きれないけど 家族だったら大丈夫 だからあなたも想像してみて 夜明けを この星の 生まれるその時は痛みが伴うもの だからあたしも生む すべてに祝福が 信じる 信じてる