作曲 : Chie Fukami 作词 : Chie Fukami 編曲: Chie Fukami すこし頭痛のする朝だったの ベッドで本を広げてみたら 天井のすみっこから はみだした夢が告げた ほら 治療が必要だ ミネはわたしの子猫 わたしは たぶんきみの猫とかそういうもの こどもでもないし おとなでもないなんて 都合のいいこといわないで 吐息まじり時計まわり 都会めぐり行方しれず 愉快さがし視界とかし 歌いまわり うそつきなの しょうじきだけど どれもほんとう うそじゃないわ すきときらい 混ざりすぎて こめかみをつまんでみたら きみはきっと笑んだわ 変な顔だって きっと笑うんだわ 変な笑顔だって きみとわたしとソファと林檎と ミルクと紅茶そろえてみたら 熱にのぼせた わたしのおでこに触れて ほら 治療が必要だ 甘い苦い涙ぬぐい きみに笑いゆれる未来 細い指になじむ皮膚に すこし迷い おくすりとか 正しさだとか そんなものじゃ治らないわ すきはきらい すきがすぎて 目の端からほろり零れたら きみはきっと笑うんだわ 恋してるんだって きっと笑うんだわ 恋しているんだって すこし頭痛のする朝にだって ずっとずっと考えてるの これは病気でもね 治るはずもないんだって ねえ 薬はいらないわ ねえ きみが必要だ