「愛してる」の五文字は細く長く伸びる 心の糸巻きから 少しずつ ほどけてゆくよ その糸は途中で よじれたり 絡まって それでも必死に 僕の代わりに 離れた君へ 遠くなる影... なんて キレイに例えられない だけど一つだけ伝えなくちゃ 愛してる 愛してる 愛してる その他に 表わす言葉が見つかんない 想いは形を変え届くようにと まだ居るよ 「さようなら」の五文字は 胸を刺す針になって 心のそのすき間を 縫い込んで閉じ込めようとする 軽はずみな仕草が 少しずつ 君の事 削ってたんだね 今更知った さようなら さようなら さようなら となりから半歩前に進んだって この手は前にある 僅かな気配感じながら まだ居るよ 愛してる 愛してる 愛してる だけどね さようなら さようなら さようなら 君はもう 一歩前に進んだだ この手は 必要ない 五文字の糸 途切れたけど まだ居るよ まだ居るよ まだ まだ居るよ