「ボーダーライン」 作曲.編曲:SYU 踏(ふ)み出(だ)せない臆病(おくびょう)さが 僕(ぼく)らを守(まも)っていたなんて 認(みと)めたくない幼(おさな)さも 無意味(むいみ)な歌詞(ことば)に変(か)えられる 吹(ふ)き込(こ)まれた嘘(うそ)で螺旋回廊(らせんかいろう)融解(ゆうかい) 薦(すす)められるままに手綱(たづな)を引(ひ)く現実(げんじつ) 息(いき)が詰(つ)まるほど気配(けはい)が迫(せま)る Border Line Border Line 越(こ)えた先(さき)には 確(たし)かな何(なに)かが掴(つか)めるようで Border Line Border Line 名(な)づけられた僕(ぼく)ら そして初(はじ)めて夢(ゆめ)を叫(さけ)んだ 選(えら)ばれない日々(ひび)の中(なか)で 眩(まぶ)しいものなど見(み)えなくて 先(さき)行(ゆ)く者(もの)が上(あ)がるより 僕(ぼく)らが落(お)ちている気(き)がしていた 背中(せなか)を突(つ)き抜(ぬ)けた理想(りそう)の影(かげ)は遊泳(ゆうえい) 腐(くさ)りかけた足(あし)を斬(き)るしかない現実(げんじつ) 沈(しず)みかけている僕(ぼく)らに迫(せま)る Border Line Border Line 越(こ)えた先(さき)には すべてを失(うしな)い白(しろ)く壊(こわ)れた Border Line Border Line 見捨(みす)てられた僕(ぼく)ら そして最後(さいご)の声(こえ)が途切(とぎ)れた 浮上(ふじょう)するほどに思(おも)い知(し)らされ Border Line Border Line また膝(ひざ)をつく それでもあなたの声(こえ)がしたから Border Line Border Line 這(は)い上(あ)がるだろう 誰(だれ)もが踏(ふ)みとどまった場所(ばしょ)から Border less Border less 飛(と)び降(ふ)りた僕(ぼく)らは あなたの中(なか)に残(のこ)るだろうか 終わり