硝子の肖像-Alieson 詞:久遠ゆん 曲:SYU 鏡さえも嘘をついた私の姿は 罪と罰の形をしているのでしょう 捕らえ飾る少女たちの標本だけでは 一人きりの夜はとても長くて 貴方と二人で眠るための穴を 掘り続け堀り続け泣いている 月が満ちている 焼き尽くして突き刺す針の先まで もう一度生まれ変われるように 蝶のようにはりつけたはずの心 今も疼いているの 私が一人で眠るために 壊し続けた少女たち笑ってる 空が落ちていく 焼き尽した肢体の鳴く声だけが この夜を彩る奏でたから 蝶のように羽ばたくことを忘れて 今は硝子の下で 亡骸が解くまで 遠い日の木漏れ日の中の貴方には 今はもう会えないと時間が告げる 流れていく時の中にいる貴方は 私さえいなければ幸せだった 何処まで行けば辿り着く 入り口だけの迷宮 逆さに刻んでいく進まない時計のように 惑わせる過去の幻影 流れる未来の砂は 醜い願いだけこめた欠片でしかなく 埋め尽くして真紅の世界で全て 優しさも忘れてしまえるように 私の手が届かぬ所へ逃げて 誰も傷つかぬように 亡骸が解くまで