かごめ かごめ 籠の中の鳥は 空を知らない 羽を千切り隠した 後ろの正面だあれ ひらひら落ちていった私の涙の数 繋ぎあわせてみたらこの壁さえ越える とんとん叩いているの私の中から 響いているこの叫びが今はもう聞こえない 溶け流れてしまったの 空を往く水の子よ かごめ かごめ 籠の中の鳥は 名も無き者よ 君を奪い流した 後ろの正面だあれ 音の無い産声でも 私を呼んでいるでしょう なぜあなた引きずり出す まだ外は早いでしょう かごめ かごめ 籠の中の鳥は いつ いつ 出会う 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ