深く開いた傷口から滑り込んだ激情 誰もが皆打ち拉がれ 希望捨てる そんな夜 瞼を閉じれば 意識の彼方で 消えない想いが 囁いて この手を導く 安らかに眠りについた 昨日までの絶望 立ち尽くす君に 寄り添いはじめる 拓かれた狂気の未来 飲み込まれる恐怖の渦 意図的なプロパガンダ 誰もが皆操られて 思考捨てる そんな夜 救いを求めた 渇いた願望が 光 見出す その術をこの手に宿して 高らかに振りかざそう 迷うことなく 立ち尽くす君の 視界彩る 崩壊が始まる瞬間 悲劇に精神は慣れはじめ 麻痺していく 焦がれた明日も見失う 声に今気づいて 目を開けて 哀しく吹き荒れる風 朝が来る頃 待ち望む君を 抱いて連れ去る 鮮やかな至福の未来