暗い森の中から 知らない貴方が来るの その目は私を見て 暗く黒く哂い歪む 誰もが顔見知りで 誰もが知らない貌で 孤独だけが降り積もるの 私だけ一人 あの日の笑顔が 思い出せない いつか泣いた記憶 初めて出会ったあの日の 貴方の眩しい笑顔 永遠なんてないけど 別れるのはまだ先 闇を翔ける 誰もが知らない自分の貌を 恐れて仮面を被っているの 本当の自分と演技の隙間に 隠した私 Another Face 暗い森に向かって 知らない貴方が消えた その手は私を指し 軽くおどけそして誘う 誰もがそこに消えた 誰もがそこから来るの 私もまたそこに消える それは全て誰かが見た夢 深い夜の森を抜けて今 遥か幻想さえ 捨てて あの日の泣き顔 思い出せた いつか遠い記憶 失うのが怖くても 踏み出せなかった弱さね 止まり続けた時計の針を動かしましょう 闇を照らす 誰もが知らない自分の貌を 優しく愛しく包んでくれる 本当の自分と貴方の隙間に 隠したまま 剥がれ落ちた私の仮面 そっと拾いあげてくれた貴方 本当の自分と貴方の隙間に 隠れた私 Another Face