「今日はやけに明るいな」 手の届かぬ格子から差し込む月あかりが “消えた人”を照らしているからなのだろう―― 次に照らされるのは僕?それともビリー? 明日におびえながら 「僕じゃない、僕じゃないんだ!」 声枯れ果てるまで...何度でも... あの日のできごとは本当に僕じゃないんだ。 けど、カメラに映っているのはまぎれもなく僕... でも、僕じゃない僕じゃない―― 僕を捕らえた場所だって 気がついたらあそこに居たんだ。 いつもと同じようにベッドで寝ていたはずなのに もうどれくらい経つのか? あとどれくらい冷たい壁と向き合っていればいいのだろう 隣の奴の声が聞こえない。 壁を叩く音も... ...なにも... ... ここから抜け出せるのなら 僕は嘘でも何でも言いたくなるが それだけはしちゃいけない 諦めることなく真実を叫び続けてゆくんだ 爪を剥がされても何をされても 必ずぼくの声は女神に届くと信じてる だから、今日も明日も耐え抜いてみせるんだ。 諦めることなく真実を叫び続けてゆくんだ すべての関節を砕かれても 必ずぼくの声は女神に届くと信じてる だから、今日も明日も耐え抜いてみせるんだ。