ゆらゆら ゆらゆら 船(ふね)が進(すす)めば ゆっくり ゆったり 水(みず)は満(み)ちてく 気(き)づいた 頃(ころ)には 手遅(ておく)れだから ほらほら ぶくぶく そこは水底(みなそこ) さあおいでよ 楽(たの)しいはずさ 私(わたし)と行(ゆ)きましょう 舵(かじ)をとって 旅(たび)は道連(みちつ)れ 沈(しず)んでく 船(ふね)を沈(しず)め 手(て)を引(ひ)きずって 錨(いかり)を上(あ)げて 何処(どこ)へ行(ゆ)こう 縛(しば)り付(つ)けて 身(み)を締(し)め上(あ)げ 逃(のが)れられないなら 人(ひと)を沈(しず)め 足(あし)を掴(つか)み 面(おも)舵(かじ)取(と)って さ迷(まよ)って 幽霊船(ゆうれいせん)の 旅路(たびみち)は続(つづ)く 目的地(もくてきち)無(な)く どこまでも ゆらゆら ゆらゆら 心(こころ)も揺(ゆ)れる ゆっくり ゆったり 涙(なみだ)が落(お)ちる 気(き)づいた 頃(ごろ)には 手遅(ておく)れだった ほらほら ぶくぶく 心(こころ)が沈(しず)む あぁどうして 悲(かな)しいはずだ その手(て) をどうか離(はな)して 歪(いびつ)な船(ふね) 歪(ゆが)んだ私(わたし) 沈(しず)んでく 狂(くる)った船(ふね)引(ひ)きずられて 錨(いかり)と共(とも)に 落(お)ちていく 真(ま)っ暗闇(くらやみ)に 捕(つか)まったまま 解(と)ける事無(ことな)き呪(のろ)い 誰(だれ)を沈(しず)め 何(なに)を掴(つか)む 面影(おもかげ)はもう崩(くず)れ落(お)ち 沈没船(ちんぼつせん)の 呪縛(じゅばく)は続(つづ)く 終(お)わる事無(ことな)く どこまでも さあおいでよ 楽(たの)しいはずさ 私(わたし)と行(ゆ)きましょう 舵(かじ)をとって 旅(たび)は道連(みちつ)れ 沈(しず)んでく 船(ふね)を沈(しず)め 手(て)を引(ひ)きずって 錨(いかり)を上(あ)げて 何処(どこ)へ行(ゆ)こう 縛(しば)り付(つ)けて 身(み)を締(し)め上(あ)げ 逃(のが)れられないなら 人(ひと)を沈(しず)め 足(あし)を掴(つか)み 面(おも)舵(かじ)取(と)って さ迷(まよ)って 幽霊船(ゆうれいせん)の 旅路(たびみち)は続(つづ)く 目的地(もくてきち)無(な)く どこまでも