[00:00.00]組曲「九尾」〜玉藻前-陰陽座 [00:14.460]作詞:瞬火 [00:28.930]作曲:瞬火 [00:43.400]ねえ童賺(らべすか)しは仕舞にして [00:50.460]さあ傍(ば)に座()して [00:57.920]あな徘徊(もとお)る如(と)濁らせても [01:04.790]夜は徒(だ)深ける丈(け) [01:12.460]此の躯()は御身(んみ)のものぞ [01:19.510]艶場(やば)と寝腐(くた)り揺られて眠る [01:26.570]見詰(つ)めるより抱いて震える迄 [01:33.830]太刀風(ちかぜ)より強く崩れる迄 [01:40.930]囁(さや)くより枕()いて燃え切る迄 [01:48.150]寝()る魂(ま)より甘く酔()い痴る迄 [01:55.40]ねえ其れで少しは男(とこ)せらば [02:02.60]さあ振りを見せて [02:09.500]あな裲襠(ちかけ)の褄(ま)引き張るとは [02:16.380]如何(か)に不得手(えて)に非(ら)ず [02:24.70]夜の羽根がはらり落ちて [02:27.530]火照(て)る芋虫(し)がふわり浮かぶ [02:31.170]密(そ)めき色に焼かれて堕ちる [02:38.400]見詰めるより抱いて震える迄 [02:45.440]太刀風(ちかぜ)より強く崩れる迄 [02:52.590]囁(さや)くより枕()いて燃え切る迄 [02:59.780]寝()る魂(ま)より甘く酔()い痴る迄 [03:07.70]嗚呼痺(び)れる爪先投()ぎ [03:14.260]打場(ちあ)げし肩を撫でる [03:21.310]濡れ通る褥(とね)泳ぎ寄せ返す濤(み)に [03:32.60]漕()ぎて扱()ぎて絶え果てる迄 [04:06.170]見詰めるより抱いて震える迄 [04:13.180]太刀風(ちかぜ)より強く崩れる迄 [04:20.360]囁(さや)くより枕()いて燃え切る迄 [04:27.530]寝()る魂(ま)より甘く酔()い痴()る迄 [04:34.170]惚()げり [04:35.40]立ち居るより抱いて震える迄 [04:41.880]舞風(いかぜ)より強く崩れる迄 [04:48.950]接吻(ちづけ)より噛んで千切(ぎ)れる迄 [04:56.220]鳥羽玉(ばたま)より黒く汚(が)れる迄 [05:02.850]融け合う [05:46.160]おわり