罪を抱き方舟に溢れる人達。 選ばれず残される救われぬ人の河。 君に逢えれば、意味の無い命愛せる。 願いは絶えず。 遠くなり君の声、朝靄に消える。 記憶さえ残されず灼熱の闇に燃え。 君に逢えない。 陽炎の中の二人は震える夜に深く眠るだけ。 声よ届け。 僕が生きる場所はもう此処しか無いから 暗いあの空を裂いて君を照らして。 叫ぶ声は君に何を伝える事が出来るだろうか? 終わらないこの言葉に君は気付かず泣いてる。 愛しい君よ、弱きその胸に刻んで。 今、目の前の闇の中、そこに在るだろう。 そっと手を伸ばすだけでいい。 繋いで糸は離したりしない。 声よ届け。 僕が生きる場所はもう此処しか無いから 暗いあの空を裂いて君を照らして。 叫ぶ声は君に何を伝える事が出来るだろうか? 終わらないこの言葉に君は気付かず泣いてる。