そっと触れた指が かじかんで… だからキミの肩を 抱き寄せたよ ぎこちない僕のこと 隠すように 真っ白な 粉雪が 降っているよ 困った顔して うつむくキミは 「ごめんね」と 僕の腕から逃げたけれど 愛しいその瞳を 見つめるたびに ねえ 目を逸らしもせず 優しい 微笑みを見せる理由(わけ) 教えて 泣きたいくらい 僕がキミを 好きになればなるほど 何故だろう キミは悲しそうだから 逢いたくても 逢いたいって 言えなくなってしまう 儚く 降り積もる Powder Snow すぐ隣をキミが 歩いても ひとりでいるような 孤独がある キュッと僕の心 踏みつけて 雪の道 足跡を 残す人よ 色を消しながら 温もりも消して 始まった 凍える冬のこの想いを 何て呼べばいいのか 恋と片想いの 狭間にあるよな 自分じゃ もうどうにもできないこの想いを 雪になって キミの空で 降り続けていたいよ 痛みを 埋め尽くすくらい強く 冬の空へ 吐いた息に 僕の気持ち全て 乗せたら 伝えてよ Powder Snow 初めて逢ったときから キミのことが好きでした 他の人じゃない キミだけが好きで… 何でもない顔をして 笑っているけど 僕だけに降る Powder Snow せつないよ 泣きたいくらい 僕がキミを 好きになればなるほど 何故だろう キミは悲しそうだから 逢いたくても 逢いたいって 言えなくなってしまう 儚く 降り積もる Powder Snow 永遠に 終わらない冬