[00:21.65]低く 街並みが目覚めていく [00:28.52]音を立て 行き交う人 [00:33.88]揃わないその足並みへと重ねても [00:41.32]部屋の中いっぱいに広がる [00:46.52]倦怠は日常の苦味 [00:51.69]寝転んだまま見蕩れた予感が僅か [01:00.12]この目にうつる [01:02.77]溢れ落ちていく感情の名前 [01:07.86]辿り着くなら何処でもいいよって [01:13.11]素足の感触たよりに飛び込む [01:18.21]広がってく屋根の上を [01:28.72]遠くに見つけた鉄の獣に目を凝らす [01:38.78]真昼の光 照らしだされた真実は [01:44.23]つまらないものだけど [01:48.83]寝転んだまま見蕩れた [01:52.67]世界は少し色付いていた [01:59.82]滑り込んでいく風にゆだねよう [02:05.01]動かないこの身体はいらない [02:10.25]生まれては飛べる [02:12.28]新しい呼吸を自由に繋げば [02:16.90]どこまでもいける [02:20.30]ほら そっと流れ遡りつかむ [02:28.06]気流を上手く使って [02:32.72]高くもっと高くへ上ろう [02:40.80]ほら さっきまで飽きるほど [02:46.57]見慣れていた景色の中に [02:51.36]融けた意識の自分を見下ろす [03:23.07]零れ落ちていく感情を追って [03:27.95]辿り着くなら何処でもいいよ [03:33.04]滑り込んでいく風にゆだねよう [03:38.24]動かないこの身体はいらないよ [03:43.58]止まったままの時計もいらない [03:48.64]素足の感触たよりに飛んで ああ [03:53.83]通り過ぎてく景色よりも [03:58.36]追いつけないこの胸の速さで