走り出す君の背を 追い掛け僕も続く 置き去りにされるのは 耐ぇられないから 二人手を取り合って 同じ高みを目指して 夢中でその手を 離さず握った セビア色の景色が 鮮やかに色付いて あの日と同じ風が 僕らを包り込む 駆け拔けた街路樹も 競い合った坂道も 幼いあの日と 何も変わらずに いつまでも いつまでも 変わらない希望を語ろう 君となら 何もかも 乗り越えてゆけるだろう どこまでも どこまでも 果てしなく続くこの道を 二人きり 手を繫ぎ どこまでも步いてよく 幼い頃のままで 君は姿を変えず 無邪気な笑顏のまま 僕を見つめている これは結末もまだ 綴られめ夢の話 瞳を閉じたら 続きを描こう