拓いた道の上で しゃがみこんでいた 俯いた君の顔を なんてことない風が 優しく流れ 夜空へと 消えてく それでもまだ 気づかぬまま 堪えていた  素直すぎる強さを 痛みだとか 呼ぶにはまだ 早すぎるから ボロボロになるまで支えてるよ傍で 遠く描いていた  幻想が朽ち果てようと 続いてく これからも終わることなく 全ての「はじめて」を繰り返して やがて還る時まで いつか眠る夜まで 傷つけて 癒してく それを定めた  神々の見た 夢を愛と 名付けたのは君さ 過ぎ去る季節の中 しゃがみこんだまま うなだれた君の元を 幸せなフリをした おどけたような 人がまた 行き交う 悔しさから 逃げ出すため 見え透いてる 嘘をついたあの日を 忘れられず 今でもまた覚えてるなら 立ち止まるのはもう止めて 今を 生きろ 遠く描いていた  幻想が朽ち果てようと 続いてく これからも終わることなく 全ての「さよなら」を繰り返して やがて沈む夕陽に 恐れ抱いたとしても 傷つけて 癒してく それを定めた  神々の見た 夢を愛と 名付けたのは君さ 何度も呼ぶ声 君には届く 両手を広げて躊躇うことなどなにもない 叫べ 今を生き抜くため 明日とめぐり逢うため 続けてく これからも終わらないように 全ては「はじめて」を告げるために やがて生まれる朝に 笑顔 向けられるよに 傷つけて 癒してく それを定めた 神々の見た 夢を愛と 望んだのは君さ