Briolette -C-CLAYS 鼻緒切れることなど いつも気にしてなく また悪戯と思い込んでいた 痛いぐらいの涙雨が降り始めて 嫌いな傘ささずに歩きだす ずぶ濡れになって ランダムに揺れる波紋だけが 空からの伝言の様に見え おねがい 泣かないでもうそれ以上 降り続く嘘と戸惑い 常に響いていた声は遠退き 真実を誤魔化す為に 雨に打たれたわけじゃない 季節外れの雪に変わって融けてく 記憶の中には淡い水玉 この世界に必ず戻って きって欲しい どれくらい待っているから ココロ追いついてなく 誰もが信じて なく泣かないでもうそれ以上 途切れだす流転と光陰 常に響いていた鋭い音 受け入れて飲み込む為に 会いに来たわけじゃないから 解けゆく指先落ちていく涙 泣かないでもうそれ以上 突然の出来事過ぎて ふらりと現れてくると想え いつもいた水辺に向かい 輝きが失せず煌めく 何も云わずに 去って姿消した理由を 教えて欲しい