夏の終りの水平線と 甘い潮風 髪を短く切ったばかりの 肩を通り過ぎた 海辺を走る貨物列車が運んできたメランコリー 貝殻の中隠した涙と 口づけのプロローグ 海よりも青い [02:42.32 [02:00.00 いま カーステレオから流れだすメロディー [03:00.75 [03:02.59 [03:04.39 夏の終りの黄昏どきが とてもさみしいと 風に飛んだ麦わら帽子の 影を追いかけた 浜辺を走る赤いペディキュア さざ波を編んでゆく 忘れかけていたおとぎ話の マーメイドのエピローグ 海よりも深い [03:22.12 追憶の彼方 聞こえてくるのは いつかは こんな風に 終ることわかっていた 短い季節 泡の粒は 海の底へ消えていった もし 君が魚でも みつけられると 何度も呼んだ名前 いまはどこで 歌ってるの 终わり