降り続く雨のせいで セロトニン不足(ふそく)のユウウツ 疲(つか)れきった 泥(どろ)のからだへと 昨日(きのう)の夢がしのびよる いくつか恋を重(かさ)ね 上書(うわが)きした記憶の底(そこ)から 繰(く)り返し にじんで匂(にお)う いちばん淡(あわ)い面影(おもかげ) Light and sweet memory's depressing me 何に傷ついたのかさえ 忘れても 悲しみは 消えずに 時は残酷だけど Light and sweet memory's spoiling me ざらつく現実よりは マシだよと 瞳をとじ 今は けだるく眠るよ 湿(しめ)った音を立(た)てて 行(ゆ)きすぎる足(あし)音を聞いてる ノドの乾(かわ)き 指の冷(つめ)たさも だんだん鈍(にぶ)くなるんだ 名前を呼(よ)びかけて 夢の中でさえ呼べないで さびしく微笑(ほほえ)んだひとが もう一度 胸を閉(と)ざす Light and sweet memory's depressing me たぶん誰もが心だけ 変われずに 大人になってく それで いいのかも… Light and sweet memory's spoiling me いたずらに引(ひ)き伸(の)ばしてる あしたまでは このままで 微熱(びねつ)を 言(い)い訳(わけ)にして たとえば あの場所から やり直(なお)せたとしたって たぶん僕は 似(に)たような あやまち 重(かさ)ねて… Light and sweet memory's depressing me 何に傷ついたのかさえ 忘れても 悲しみは 消えずに 時は殘酷だけど Light and sweet memory's spoiling me ざらつく現実よりは マシだよと 瞳をとじ 今は けだるく眠るよ 終わり