秋へ向かう空 波が寄せるホテルで 朝の光 浴びたシーツ 透き通る ふたつのシルエット あなたの言葉が 真実と偽りの はざまに揺れて 傾き始める さよならのナイフをとぎすまし 切なさのベールで隠してたけど さよならのナイフをとり出して あなたの胸の中 確かめてみたい 夕闇がせまる 日曜の雑踏に 私の知らないあなたが 小さな手を引いているの さよならのナイフは知っている 愛したらそれだけ毒を持つこと さよならのナイフを突きつけて 例え傷ついても私はかまわない そうよ 初めから 答えの出ない恋は 言葉にすれば くずれ落ちてゆく さよならのナイフで ひと思い あなたの胸の中 確かめてみたい さよならのナイフで 確かめてみたい こころ・・・・・・ 確かめてみたい