上手に 笑えない 小さな 棘が 抜けなくて 奏でた 音だけが 響いたまま 言の葉が 君に ひらり ひらり 舞い落ちて ゆっくりと 心を描いたら おぼろげに 君に ひらり ひらり 誰の心に届いてくれただろうか サヨナラが 君に ゆらり ゆらり 舞い落ちて ゆっくりと 心に描いたら 変わらない物は 何もないと 誰よりも 哀しく教えてくれた 抱えきれない 想いと共に 色を変えて 花が咲いて 数えきれない 望んでいない 未来へと続く 救いようのない 絆だったね 色は褪せて 花は散って 堕ちた場所は 君だけがいない 世界だと気づく (もう戻れない) 上手に 歌えない 小さな 嘘が 重すぎて 奏でた 音だけが 乾いたまま 言の葉が 僕に ひらり ひらり 舞い落ちて ゆっくりと 心を描いたら 不確かな 夢に ひらり ひらり 誰の心に届いてくれただろうか サヨナラが 僕に ゆらり ゆらり 舞い落ちて ゆっくりと 心に描いたら 変わらない物は 何もないと 誰よりも 優しく教えてくれた 隠しきれない 想いの先に 何を求めて 傷をつけて 数えきれない 望んでいない 嘘を重ねていく 救いようのない 希望だったね 時は満ちて 声は消えて 閉じた眼には 君の姿だけが もう映らない (もう戻れない) なくしたくない 想いばかりが 色を変えて 花が咲いて 望んでいない 望んでいない 結末(おわり)へと続く 救いようのない 絆であっても 信じていた 信じていた 今いる場所が 君だけがいない 世界だとしても (もう戻れない)