目覚め視える朧気な 黒の記憶は ただ懐かしく涙が溢れて 僕を包んだ 過ぎ去りし 日々の記憶が 偽りなのだとしても… 悲痛な声で叫んだ 虚無に木霊が虚しく響く 帰らなければ 本当の自分 取り戻せなくて 病んでいく 腕に残る懐かしい 赤の記憶は ただ愛おしく 心は応えて 僕は震えた 駆けめぐる過去の記憶が 真実なのだとしたら… 孤独な闇に埋もれた声が 歪んだ恐怖を包む 赦していれば 堪えていれば 全ての痛みは消えていく 目の前にある全ての記憶を 映してゆけば 絶望と希望は共に 同じだけあると気づく 悲痛な声で叫んだ 虚無に木霊が虚しく響く 帰らなければ 本当の自分 取り戻せなくて 病んで 孤独な闇に埋もれた声が 歪んだ恐怖を包む 赦していれば 堪えていれば 全ての痛みは消えていく