幾重の雲が視界を被い 透明な愛だけに導かれてきたの あなたの肩を隔てる嘘は そこにある哀しみを忘れさせた 嵐が今何かを奪い去ってゆくなら 心の聖者を奪って 明日を探る炎の暗闇で あなたの海に沈みたい 手放すこともそれは愛することと云う 大人びた理性が泣いてる 寄り添う夢がまやかしだとしても あなたの海で眠りたい 見知らぬ街を旅するように この恋の最後まで見届けたい 嵐が今何かを奪い去ってゆくなら 心の聖者を奪って 明日を探る炎の暗闇で あなたの海に沈みたい あなたの海で眠らせて