[00:00.00] 作曲 : Akagami [00:01.00] 作词 : dezzy [00:16.060]絶え間なく続くこの道は [00:20.140]どこに辿り着くのだろう [00:24.890]もう何もわからないまま [00:29.340]指折り数え書き換えてきた [00:34.810]時空座標 導きは [00:39.260]いつしか点を見失った [00:42.500] [00:42.930]音が寝(しずま)り色が滲みまた [00:46.610]希薄した時に潜る [00:49.850]「これで終わりにしよう。」 [00:52.690]何度願っただろう [00:57.250]それでも変わらないんだ [01:00.040]変えれない世界の狭間で彼と [01:04.210]目が合い、僕を睨み [01:07.830]諭すように静かに声を植え付けるんだ [01:12.920] [01:13.710]「君は僕なんだ。 [01:16.740]君も遥か遠い日に気付いてたんだろう? [01:21.400]変わらない今日さえも [01:23.460]確かな今日にする夢を [01:25.370]幾つも見たんだろう?」 [01:27.880]速まる鼓動だけが真実(それ)を消せず [01:33.790]否定出来ず燻った [01:36.260]掻き消すように僕はまた何も言えずに [01:42.370]時を巻き戻す [01:46.910] [01:51.660]路頭に迷う道標に問う [01:55.070]「これで何回目だったかな。」 [01:58.990]それさえどうでもよくなって [02:03.490] [02:04.100]航路が歪み舵は覚束無い [02:08.360]それでもいいと進めた [02:11.150]胸の痛みがまた閉じこめようとしても [02:17.940]それでも進めたいんだ [02:21.210]進まない世界の狭間で彼と [02:25.340]目が合い、僕を睨み [02:29.070]透かすように確かな声を響かせるんだ [02:34.230] [02:34.900]「君は僕なんだ。 [02:37.850]何度も何度もこの声は届いてたんだろう? [02:42.430]避けられない運命さえ [02:44.510]換え得る一筋の軌道の [02:47.340]『その一手(て)』を知ってたんだろう?」 [02:50.370]逸らした視線だけが真実(それ)を写し [02:55.160]明瞭に捉え甚振った [02:57.390]逃げるように僕はまた軸をなぞって [03:02.540]時を繰り返す [03:05.490] [03:07.660]虚ろな憧憬 [03:10.560]あの祭壇に咲いた花の匂いと残像 [03:15.370]思い出す [03:17.850]揺蕩う想い形にして [03:21.020]手招きする黒い影振り切って [03:25.220]『いつかの夢』の先に僕と [03:29.850]あの子(君)が立てるように [03:32.630]それでも見つけられずに [03:35.880] [03:38.090]「僕は僕なんだ。 [03:40.960]例え真実(それ)が最後の望みだとしたって [03:45.870]抗っても受け入れても [03:47.630]世界の行き場は [03:49.690]何も変わりはしないだろう?」 [03:52.140]震える指先が真実(それ)を掴めず [03:56.910]空(くう)に囀り脅かすんだ [04:00.120]苛立つように僕はまた指折り数え [04:06.060]時を彷徨う