白い箱庭 神様(かみさま)の視線(しせん)を頭上(ずじょう)に感(かん)じて 半透明(はんとうめい)の罪(つみ) 隠(かく)した身体(からた)の中(なか) 小(ちい)さな天秤(てんびん)で重(おも)さを量(はか)れば 退屈(たいくつ)も今(いま)では希望(きぼう)に見(み)えるの? 本当(ほんとう)だけを探(さが)してる 変(か)わらないならば 全部(ぜんぶ)白(しろ)くなってしまえばいい 投(な)げた心(こころ)で割(わ)れたドアから 抜(ぬ)け出(だ)した空(そら)は どんな事(こと)も教(おし)えてくれない ただ震(ふる)えて 深(ふか)いうねりのような空気(くうき)の流(なが)れに 目覚(めざ)める朝(あさ)の色(いろ) 手(て)を振(ふ)り横切(よこぎ)る 本当(ほんとう)だけが呼(よ)んでいる 変(か)われないならば 全部(ぜんぶ)白(しろ)くなってしまえばいい 遠(とお)ざかるようにやがて消(き)えてく 空(から)っぼの日々(びび)が 立(た)ち止(ど)まって明(あか)るくなるまで ただ揺(ゆ)られて