「“わたしは”今(いま)  どこに在(あ)るの」と 踏(ふ)みしめた足跡(あしあと)を 何度(なんど)も見(み)つめ返(かえ)す 枯葉(かれは)を抱(だ)き 秋(あき)めく窓辺(まどべ)に かじかんだ指先(ゆびさき)で 夢(ゆめ)を描(えが)いた 翼(つばさ)はあるのに飛(と)べずにいるんだ ひとりになるのが 恐(こわ)くてつらくて 優(やさ)しいひだまりに 肩寄(かたよ)せる日々(ひび)を 越(こ)えて 僕(ぼく)ら 孤独(こどく)な夢(ゆめ)へと 歩(ある)く サヨナラは悲(かな)しい言葉(ことば)じゃない それぞれの夢(ゆめ)へと僕(ぼく)らを繋(つな)ぐYELL ともに過(す)ごした日々(ひび)を胸(むね)に抱(だ)いて 飛(と)び立(た)つよ 独(ひと)りで 未来(つぎ)の空(そら)へ 僕(ぼく)らはなぜ 答(こた)えを焦(あせ)って 宛(あ)ての無(な)い暗(くら)がりに 自分(じぶん)を探(さが)すのだろう 誰(だれ)かをただ 想(おも)う涙(なみだ)も 真(ま)っ直(すぐ)ぐな 笑顔(えがお)も ここに在(あ)るのに “本当(ほんとう)の自分(じぶん)”を 誰(だれ)かの台詞(ことば)で 繕(つくろ)うことに 逃(のが)れて 迷(まよ)って ありのままの弱(よわ)さと 向(む)き合(あ)う強(つよ)さを つかみ 僕(ぼく)ら 初(はじ)めて 明日(あす)へと 駆(か)ける サヨナラを誰(だれ)かに告(つ)げるたびに 僕(ぼく)らまた変(かわれ)る 強(つよ)くなれるかな たとえ違(ちが)う空(そら)へ飛(と)び立(た)とうとも 途絶(とだ)えはしない想(おも)いよ 今(いま)も胸(むね)に 永遠(えいえん)など無(な)いと 気(き)づいた時(とき)から 笑(わら)い合(あ)ったあの日(ひ)も 歌(うた)い合(あ)ったあの日(ひ)も 強(づよ)く 深(ふか)く 胸(むね)に 刻(きざ)まれていく だからこそあなたは だからこそ僕(ぼく)らは 他(ほか)の誰(だれ)でもない 誰(だれ)にも負(ま)けない 声(こえ)を 挙(あ)げて “わたし”を 生(い)きていくよと 約束(やくそく) したんだ ひとり ひとつ 道(みち)を 選(えら)んだ サヨナラは悲(かな)しい言葉(ことば)じゃない それぞれの夢(ゆめ)へと僕(ぼく)らを繋(つな)ぐYELL いつかまためぐり逢(あ)うその時(とき)まで 忘(わす)れはしない誇(ほこ)りよ 友(とも)よ 空(そら)へ 僕(ぼく)らが分(わ)かち合(あ)う言葉(ことば)がある こころからこころへ 声(こえ)を繋(つな)ぐYELL ともに過(す)ごした日々(ひび)を胸(むね)に抱(だ)いて 飛(と)び立(た)つよ 独(ひと)りで 未来(つぎ)の 空(そら)へ