遊歩道の石畳みに 如しものをしてしまった 探しても探しても 何処にも見つからない 貴方の一粒が途切れてしまった時に 水のように全てすり抜けてしまった 繋いだ右手は本当に ずっと知ってる温もりでしょうか 膨らみ続ける悲しみと 待ち続ける散歩の途中で 剥製の貴方を 変わらぬものなどないけど一つだけは どうかそのままでいて 左の耳から入り込み 私だけで乱せないでしょうか いつしか景色は変わるけど それでも散歩を続けてたいの 剥製の貴方を