なつかしいうたを 誰(だれ)かがうたってる 遠(とお)い日(ひ)の思(おも)い出(で)が よみがえる 駅(えき)から続(つづ)く からたちの小(こ)径(みち)を 手(て)をつなぎ 寄(よ)り添(そ)って 歩(ある)いたわ あぁ 恋(こい)のかほり残(のこ)して あなたは消(き)えた 好(す)きです いついつまでも 涙(なみだ)が ぽろぽろり 凍(い)てつく夜(よる)は 手(て)と手て)を重(かさ)ね合(あ)い ずっといっしょ あなたのささやき 信(しん)じてた 雪(ゆき)より白(しろ)い つましいあの花(はな)に トゲのあることすらも 忘(わす)れてた あぁ 今(いま)も浮(ふ)かぶ面(おも)影(かげ) あなたの笑(え)顔(がお) 好(す)きです いついつまでも 涙(なみだ)が ぽろぽろり 帰(かえ)らない日(ひ)々(び)を くやみはしないけど 人(じん)生(せい)は流(なが)れゆく 旅(たび)景(げ)色(しき) たった一(いち)度(ど)の ときめきの香(かお)りが 夢(ゆめ)見(み)るように 淋(さび)しそうについてくる あぁ あなたが歌(うた)ったうた 忘(わす)れはしない 好(す)きです いついつまでも 涙(なみだ)が ぽろぽろり