いつも通(とお)りの朝の陽射(ひざ)しを 今日も変わらず見るはずだった 見慣れたはずのこの場所は今 音も立てずにただ?れていく··· どんなに抜け出したくても 全ての扉は閉(と)ざされていた 私の傷を責め立てる 痛みだけ加速する 温かく滲(にじ)む涙は 消えてく明日(あす)にさらわれた 逃げ場のない心は闇に包まれながら 堕ちていくしか出来なくて··· 悲しみだけが絶望(ぜつぼう)だけが 支配している道 歩いてた 微(かす)かな夢を見ることさえも やめてしまえばもう泣くことも無い 自由を求めた腕は 縛(しば)られ力無く震(ふる)えていた もし愛する人がそばで 優しさをくれたのなら この残酷な現実も 苦しみも耐(た)えられるのに··· 孤独に泣き疲れ果てた私は 闇へとすがることしか出来なくて··· 輝き無くした世界で 私は一人生きてく 涙のその熱さだけが 唯一残された希望 もし愛する人がそばで 優しさをくれたのなら この残酷な現実も 苦しみも耐(た)えられるのに··· 逃げ場のない心は闇に包まれながら 深い螺旋(らせん)に堕ちていく··· どこまでも···