かなし かなしの わだちあと ゆびを おりおり かぞえましょ かなし かなしの ゆめうつつ ゆびを おりおり うたいましょ 空間 時間 可能性 融合 多元 全ての世界を越える 波動こそが この世界を救う 遙か世界まで 届くように 砕けた星の 欠片を集めて 砕けた命の 色を重ねて 砕けた心の よすがを辿って 全て 統べて 繋ぎましょう 想い 奮え 揮えや 斯く 分かたれし 願い 掬えるなら 悴(カシ)く 夜は 明け 荒ぶ 日々は 消え 凡て 安らになるか 心 問うように 憂い 払うように 辿る 数え唄 七つの 彼方へ 祈れど 六道(リクドウ) 惑ひて 哀しや 五戒(ゴカイ) 無き世は いつ癒える 幽き 標 なぞり 全て 統べて 繋げば さいごにのこるは だれのゆめ? 逸れ流離うは 報ひの船か 奇しき宿世は 穢れの果てに 堕ち逝く星の 獄(ヒトヤ)の中の 贄の痛みの 因果は巡る 請えど 贖えぬ 咎を 爆ぜて 繕えぬ 疵を 赦す者なく 口遊む 愛(カナ)し哀しの 数え唄 無上甚深(ジンジン)なる 理は 百千万劫 遭い遇うこと難し 安寧 我 願わんとす 然れど 外道の禍物 泥濘(ヌカリ)が如く湧き出で 天地開闢(カイビャク)より 霽色(セイショク)たる 刻は無し どうかこの接続が 未来のための 素晴らしい出逢いを 齎しますように 其は 誰(タ)が為に 今 憂ふのなら 百枝(モモエ)を 宙(ソラ)に 挿し 甘き実を成して 捧げましょか 心 訪うように 刻む 数え唄 四方(ヨモ)より 集ひし 衆生(シュジョウ)や 三障(サンショウ) 侵され 哀しや 二無(ニナ)し出逢ひに 競(キシ)ろふか 一つに こころを 結びませ