作曲 : ぺぺろんP 作词 : ぺぺろんP 願い一つ叶えるという幸せ運ぶ小鳥 僅かな時間 消えゆく命 運命は転び始めるけど 不思議な唄を聴いていた 君は啼いていた 閉ざされた窓の隙間をすり抜けて 駆けだす足音 沸きあがる衝動 飛び去る行方を追って 夜は続いてゆく サヨナキドリ、声を響かせて 悲しい旋律の中に、いつも 小夜啼鳥、僕の静寂が聴こえるんだ それでも探していたよ 訝しげな夏の陽の影 眩しすぎた煌き 硝子細工で紛れるような 憧れを飼い慣らす術はない 見えない朝を迎えて笑う夢を見た 去りゆく背中にこちらも背を向けて 時が止まるなら嘆きも終わるだろう 微かな名残を抱いて 夜を重ねてゆく サヨナキドリ、僕の胸の中 止まない旋律は永遠、そして 小夜啼鳥、僕は知るだろう この心を揺さぶる泣き声の意味を 僕を取り巻くリタルダンド こんなに冷たい感覚 刺すような痛み繰り返して サヨナキドリ、声を響かせて 悲しい旋律の中に、いつも 小夜啼鳥、僕の静寂が聴こえるんだ それでも探していたよ サヨナキドリ、僕は知っていた 束の間の空想の中で、きっと 小夜啼鳥、君の歌声は 君がくれた最後の幸せだったと ------終り------