音の無い夜に 流れの早い雲が浮かぶ 空の色ひとつで 心は乱されていく 穏やかな闇に 妙に 不安になったあとで 澄んだ風がそっと優しく 頬を撫でた 突き刺すように 伸びる光の果てへ 語りかけていた 今日の答えを探して 大きな船に揺られ 小さな世界の中 迷う意味さえも 分からないでいるの 独りきりでもいつか 笑っていられるだろうか 眠る街を見下ろす 星たちにそっと 包まれ よろこびに触れた 手のひらを覗き込んでみても 僕が行く路は 見つかりそうにもない 空になった心 埋めるように 夢の欠片を 集め続ける 今でも 何となく過ぎていく時間が 怖いくらいに… ただ焦っていた 明日を変えてみたくて 繰り返す思いの波に ついていけなくて 僕は責めてしまう なにもできない自分を 大きな船に揺られ 小さな世界の中 迷う意味さえも 分からないでいるの 独りきりでもいつか 笑っていられるだろうか 眠る街を見下ろす 星たちにそっと 何となく過ぎていく時間が 怖いくらいに… ただ焦っていた 明日を変えてみたくて 繰り返す思いの波に ついていけなくて 僕は責めてしまう なにもできない自分を