吐息が凍てついて 渇いた花になる 冬の夜の静けさ 痛いくらいの無言 耐え忍ぶ心が『春待つ夢』 解かれる季節を『願いながら』 面影に重ねて思い出す名前 ひとり佇む銀世界 冬の野辺 白と黒の果てに朝陽が射して 薄いオレンジが滲む眩しい夜明け 舞い散る粉雪の光の調べよ 景色を清らかに白く染め上げて 妖精の囁き 誘う微笑み 痛みは癒されて 祈りへと変わる 煌く朝陽すら『輝きすら』 冷たく思わせる『凍らせるほど』 厳しい寒さの中 思い出す名前 ひとり彷徨う銀世界 冬の野辺 鋭い棘の生えた茨の様に 突き刺さる北風に凍えた記憶 優しい粉雪が哀しみ全てを 次第に霞ませて そっと抱き締める 妖精の呟き 示した答えに 想いは報われて 誓いへと変わる いつまで 待てば 『どれだけ』 『焦がれたら』 春は夢咲く? 舞い散る粉雪の光の調べよ 景色を清らかに白く染め上げて 妖精の囁き 誘う微笑み 痛みは癒されて 祈りへと変わる 桜舞う季節を待ち侘びる 愛の温かさの幻の中