作词 : 水川月依 編曲 : 342 原曲 : 亡き王女のためのセプテット 霞がかる闇 紅く光る道 渇ききった 風がそっと 頬をなでて過ぎて かすかに残った 朱く光る血が 穢(けが)れきった 胸にずっと 残るように流れ したたりおちた しずくの欠片 黒くくすんで こぼれ落ちた紅を 流れる朱を この手の中へ 永久(とわ)に輝く 朱く冷たい 満月が今 雲の彼方へ 永遠という 儚き道を 冷たい月の 闇の彼方へ 翳てゆく月の かすかに残った 腕でそっと 流れきった 運命が過ぎてく 闇から聞こえた 一振りのナイフ 影がそっと 側でずっと 残るように消えて 流れて堕ちたしずくの欠片 紅くくすんで こぼれ落ちた夜を 流れた時を この手の元へ 永久(とわ)の調べを 月で奏でて 影がたたずむ 霧の彼方へ 永遠という 儚い道を 赤い瞳と 時の彼方へ 幼い月の 紅い光が 全ての運命(さだめ) 闇に溶かして