拓海:うん?家庭の事情か、そんなに苦しいの。 美咲:まあな。 拓海:で、わざわざ隣町でメイド喫茶か。近場の力仕事でもいいんじゃないの。 美咲:体力が持たなかったんだよ。 会長として成績落とすわけにもいかないし 。両立できなかった。 拓海:へえ、大変だな。じゃ、男嫌いなのに男だらけの星華に入ったのも学費が安いからか。 美咲:まあな。何を考えてるのか。わかんねえやつだなぁ。 拓海:へえ、ご愁傷様。 美咲:これしきの事で今まで築いてきた信頼を失ってたまるか。これしきの事で、は、きついな。