ある男:汚い研究所だな。リフォーム業者を呼べ!もっと能率の上がりそうなレイアウトに変更したほうがいいだろう。 森田の父:何だ、あんた。 ある男:これは、これは、Mr.森田。会えて嬉しいよ。本日をもってあなたをわがFloyd Electric社の最も大切な技術者として迎えたい。経営権はわがFloyd Electric社の物となるが、あなたも社員も今までどおり、いや、それ以上に専念できるよう、十分な資金と各自への報酬を約束しよう。 森田の父:な、達夫、この人何言ってんだ?説明してもらうまでもなさげだな。どうせ碌でもない話だろう 達夫:条件はかなりいい。現場は何も変わらない。お前がもっとでかい資本のもとで、自由に研究に専念できる。 森田の父:ほら、やっぱ碌でもない話じゃん?やられたよ。達夫。完敗だ。