デントモン:ありゃ、工場中の機械が止まってませ。 光子郎:プログラムを間違って消したせいかなあ。 デントモン:どうでしやろう。あ、せや!消したとこを直せば分かるじゃいまっか。 光子郎:それもそうだ。 ミミ:あ、また動き直した。 ヤマト:よし、先を急ろう。 光子郎:それにしても不思議だ。 デントモン:なにがでっか? 光子郎:電池は金属と溶液の化学変化によって電気を起こす。でもこれは違う。この壁に書かれてあるプログラム、それ自体が電気を起こしている。 デントモン:なんや難しそうな話でなあ。 光子郎:そうだ! デントモン:今度はなにしはるんです? 光子郎:このプログラムを分析してみるのさ。やっと僕のパソコンの出番ってわけさ。 丈:だから助けなきゃよかったんだよ。