アリシア:おはよう。 灯里:あまり気持ちよくて寝ちゃいました。もうこんな時間。いつもなら一仕事終わって夕飯の用意してるころですね。 アリシア:そうね。 灯里:本当ならこういうお休みの日にこそ、シングルの私は一生懸命練習しなけいけないのに、なんだかいけないことをしちゃってるみたいです。いいのかなあ?こんなにのんびりしちゃって。 アリシア:こんなにのんびりできちゃうのが温泉の魔法でしょう。寒くて長い冬を乗り越えるにはほっとする時間が必要なのよ。 灯里:そうですよね。私冬が苦手だけど、かわいい雪虫さんがいったり、うちが恋しくような夕暮れがあったり、暖炉の日があったりすれば、冬が大好きになりそうです。温泉にも入れたし。温泉って、きっとアクアの大地からのあったかい贈り物なんですよね。 藍華:恥ずかしいセリフ禁止! 灯里:へえええ!