IAEA=国際原子力機関の調査団が、廃炉作業が行われている東京電力福島第一 原子力 発電所を今月中旬に訪れ、トラブルが相次ぐ汚染水の管理や 廃炉 の工程について初めて検証を行うことになりました。1号機から3号機の核燃料が溶け落ちた福島第一 原発 では、燃料を取り出したうえで 建屋 を解体するまでに40年にも及ぶとされる廃炉作業が進められていて、その現状や今後の課題に世界中の関係者の関心が集まっています。こうしたなか、IAEA=国際原子力機関の調査団が今月15日から日本を訪れ、福島第一原発の廃炉について初めて検証を行うことになりました。調査団は、今月17日から19日にかけて福島第一原発などを訪問し、東京電力や国の資源エネルギー庁の担当者から説明を受けながら、地下 貯水槽 からの水漏れが相次いでいる、汚染水の管理をはじめ、廃炉作業の工程、それに作業員の被ばく管理などを検証し、今後の改善に向けた 提言 を行うことにしています。IAEAの調査団は、事故のあとの一昨年5月にも福島第一原発を訪れていて、被害状況の確認を行っていますが、廃炉作業の検証は初めてで、事故から2年たった今もトラブルが相次いでいる廃炉作業を、どのように評価するのか注目されます。 IAEA,即国际原子能机构的调查团于本月中旬对正在进行废炉处理的东京电力福岛第一核电站进行了访查。调查团将对事故后不断的污水管理和废炉处理工程进行第一次检验。从福岛第一核电站里将1号到3号机组的融化核燃料棒取出并将原子炉分解的废炉处理作业估计需要40年,现状和今后的相关课题都受到世界各地相关人员的关注。其中的IAEA,即国际原子能机构的调查团于本月15日出访日本,对福岛第一核电站的废炉进行第一次检验。调查团表示,本月的17日至19日期间会造访福岛第一核电站,届时要听取东京电力和国家资源厅的负责人的说明。与此同时,针对底下蓄水池里的水不断外泄的污水管理事故,对废炉废弃作业工程,以及作业人员的核辐射管理进行检验,并且提出今后的改善建议。IAEA调查团在前年地震后的五月对福岛第一核电站进行了造访,彼时对受灾情况进行确认。对废炉的检验是首次进行,事故发生2年以来,IAEA对如今事故频发的废炉会做怎样的评价,受到大家的关注。