昨日の三陸沖を震源とする地震で一時、津波警報が出された宮城県の沿岸部では一夜明けた今日、自治体の職員などが津波の被害がないか見回りをしました。昨日夕方に起きた三陸沖を震源とするマグニチュード7.3の地震で、宮城県の沿岸には一時、津波警報が出され、石巻市の鮎川港で1メートル、仙台港で40センチの津波が観測されました。宮城県や岩手県を中心に2万5000人あまりが一時避難所などに避難しました。石巻市の牡鹿総合支所では、今朝から職員が鮎川港などを点検しました。職員は 岸壁 沿いを歩きながら、水位に変化がないかや岸壁に被害がないかを確認しましたが、点検の結果、異状はなかったということです。点検を行った地域 振興 課の小泉清技術副参事は「昨日は住民の避難は スムーズ で特に被害もなかったが、地震はひんぱんに起きているので、避難誘導などの 点検 を細かく行いたい。油断は禁物だと思います」と話していました。また、石巻市の石巻漁港でも魚市場の職員が見回りをして漁港や船に被害がないことを確認しました。気仙沼市では市の職員などが手分けして ワカメ や カキ などの 養殖 の施設を回りました。このうち、ワカメの養殖施設を訪れた職員は養殖のロープが絡まっていないか調べたり、漁業者に施設の状況を聞いたりして、被害がないことを確認していました。 昨日,因发生以三陆冲为震源的地震,(气象局对)宫城县沿岸发出了暂时的海啸警报。今天在经过了一夜之后,自治县的官员等就海啸是否造成破坏进行了巡检。昨天傍晚,日本以三陆冲为震源爆发震级7.3的大地震,气象局对宫城县沿岸发出了暂时的海啸警报,其中石卷市的鲇川港和仙台港分别观测到1米和40厘米的海啸。以宫城县和岩手县为中心约有2万5000人躲进暂时避难所进行避难。今天早晨,石卷市牡鹿综合分局的人员对鲇川港进行了检查。他们沿岸进行巡逻,确认水位是否变化和码头的受损情况,检查结果没有发现异常。参与检查的区域振兴科技术副参事小泉清技表示:“虽然昨天居民避难过程井然有序,(海啸)也没有造成伤害,但地震会频繁发生,因此避难的引导等需要细致检查,切不可马虎”。另外,石卷市鱼市的人员也在石卷渔港进行了巡逻,确定渔港和船只未被损毁。气仙沼市的官员则兵分两路对褐藻和牡蛎等养殖设施进行了检查。期间,造访褐藻养殖设施的人员检查了养殖的苗绳是否系紧,也询问了经营者设施的情况,确定褐藻和设施没有遭受损害。