今年2月にロシア中部に落下した隕石など、世界各地で発見された珍しい隕石や 鉱物 を集めた展示会が東京大学で開かれています。これは地球上から 枯渇 しつつある鉄や貴金属といった資源を将来どこに求めるのかを考えようと、東京・ 文京区 にある東京大学 総合 研究博物館が企画しました。このうち、今年2月にロシア中部チェリャビンスク州に落下した隕石は、 直径 およそ2センチ、重さおよそ10グラムの 破片 が展示されています。この隕石は プラチナ や イリジウム といった貴金属の 含有量 が地球上で取れる鉱石よりも多く、隕石の元となった小 惑星 が将来の資源の 供給 源に 成り得る 可能性を示しています。また、およそ4億5000万年前に、現在のアフリカに落下したと考えられている隕石は、90%以上が鉄からできていて、鉄の含有量が地球で産出される鉄鉱石のおよそ3倍あり、純度が高いということです。このほか、東京大学の研究チームが日本の南鳥島付近の海底から 採取 した レアアース を含む泥も展示されています。この展示会は来月29日まで開かれています。 像今年2月坠落于俄罗斯中部的陨石那样在世界各地被发现的珍贵陨石和矿物被云集于展览会,在东京大学开展。考虑到地球上正在枯竭的铁、贵金属等资源在未来如何去寻求,东京京文区的东京大学综合研究博物馆规划了此次展览。在展示品中,有今年2月份坠落于俄罗斯中部车里雅宾斯克州的陨石碎片被展出,其直径大约有2公分,重量约为10克。这块陨石蕴藏的白金、铱等贵金属比地球上能提取的矿石含有量多,这暗示了作为陨石前身的小行星可能成为未来资源的源泉。此外,被认为将近4亿5000万年前坠落于当今非洲的陨石蕴藏了90%的铁,铁的含有量比地球的铁矿石高出将近3倍,纯度也非常高。此外,展会上还展示了东京大学的研究团队在日本的南鸟岛附近海底采集到的富含稀土元素的海泥,此次展会将持续到下月29号。