隕石 とみられる物体は、強い光を発しながら爆発し、空中でばらばらになって、ロシア中部のチェリャビンスク州などの広い範囲に落下しました。チェリャビンスク州政府などによりますと、この衝撃で多くの建物の窓ガラスが割れるなどの被害が出て、けがをした人は、これまでに1000人以上に上り、被害総額は少なくとも10億ルーブル、日本円にして30億円以上になるということです。また、チェリャビンスクから西におよそ70キロ離れた湖の凍った水面に、直径8メートルの穴が見つかり、岸辺では、直径6メートルの クレーター のようなものが確認されたほか、少なくとも4か所で、隕石の一部とみられる 破片 が見つかったという情報もあり、ロシア政府などが確認を急いでいます。この隕石とみられる物体について、NASAは、15日、 落下 した状況や観測された衝撃波などの分析結果を公表しました。それによりますと、直径およそ15メートル、重さがおよそ7000トンの 小惑星 が、時速6万4000キロという 猛烈 な速度で大気圏に突入して爆発し、その一部が地上に落下したとみられるということです。また、爆発の規模は、1908年に同じロシアで、大気圏に突入した小惑星が空中で爆発し、東京都の広さに相当する森林を薙ぎ倒したとされる「ツングースカの大爆発」に次ぐものとみられています。 状如陨石的物体,发出强光并在空中爆炸成碎片,落到俄罗斯中部的车里雅宾斯克州等地区,范围较广。据车里雅宾斯克州政府等方面称,由于受此冲击,许多建筑物的窗户被毁,受伤人数超过1000人,经济损失了至少在10亿卢布(日元30亿以上)。另外,有情报称在车里雅宾斯克以西约70公里的一片湖的冰冻湖面发现了直径8米的大洞,岸边除发现了直径6米如撞击坑的场所之外,至少在四个地方发现了可能是陨石碎片的部分,俄罗斯政府正在紧急加以确认。美国航天局(NASA)于15日公布了此陨石状物体的下落状态和观测到冲击波的分析结果。报告称,此事件是由一颗直径约15米,重约7000吨的小行星以每小时6万4000千米的高速冲入大气层并发生爆炸,其中一部分是下落地面造成的。另外,此次爆炸的规模仅次于1908年同样在俄罗斯发生的“通古斯大爆炸”,当时冲入大气层的小行星在空中爆炸,把相当于东京都大小的森林夷为了平地。