取り調べの録音・録画、いわゆる「可視化」について考えるシンポジウムが、昨日東京で開かれ、 足利 事件の菅家利和さんなど、 冤罪 事件の被害者が取り調べのすべての過程を録音・録画するよう訴えました。この シンポジウム は、取り調べの録音・録画をめぐって、法務省の審議会の特別部会で議論が進められるなか、可視化の必要性を訴えようと、日本弁護士連合会が、足利事件の菅家利和さんなど4人をゲストに招いて、昨夜、東京・千代田区の弁護士会館で開きました。この中で菅家さんは、「取調室で刑事は、大声で『お前が犯人だ。早く話して楽になれ』と言ってきて怖かったです。裁判が始まれば裁判官は分かってくれると思い 自白 してしまいました。全面可視化して冤罪を絶対に防がなくてはいけません」と話しました。また、看護師として働いていた福岡県北九州市の病院で、高齢の患者の爪を切ったことが虐待にあたるとして逮捕・起訴され、その後、無罪が確定した上田里美さんは、「刑事に爪のケアだといくら説明しても受け入れてもらえず、孤独になり自白調書にサインしてしまいました。可視化されれば、調べられている側の主張も映像で表情や様子が確認できるので、無実の人の助けになると思います」と可視化の必要性を訴えました。 对审讯进行录音录像,即关于考虑将审讯过程可视化的专题讨论会,昨天在东京召开,足利事件的菅家利和等冤案事件的被害者呼吁将审讯的全部过程进行录音录像。该专题讨论会围绕对审讯进行录音录像展开研讨,在法务省的审议会特别部会进行,其中,为了阐明可视化的必要性,日本律师联合会邀请足利事件的菅家利和等4人作为特邀人员,于昨晚在东京千代田区的律师会馆召开会议。在会上菅家说到:“在审讯室里警察大声对我说‘你就是犯人,快点坦白你才能解脱’,对此感到很害怕,心想如果审判开始的话法官会理解我的,于是认了罪。必须要全面实行可视化坚决防止冤案的发生。”另外,作为护士曾在福冈县北九州市的医院就职的上田里美,因剪掉高龄患者的指甲而被认为存在虐待行为,遭到警方逮捕并起诉,其后被确定为无罪,她说到:“无论我怎么对刑警解释说那是在护理指甲,对方都不接受,渐渐感到孤立无援于是在认罪调查书上签了字。如果将审讯可视化,被调查者的主张也能通过影像对其表情和样子进行确认,因此我认为这对被冤枉的人有帮助”,强调了可视化的必要性。